幸せはポイント換算したい、という話
ここ最近、「自分らしい生き方」に
注目が集まっています。
自分らしい生き方って、
つまりは「自分の幸せ」を
追い求める事だと思います。
では「自分の幸せってなに?」
こんな風に思いませんか?
僕は幸せを「ポイントのようなもの」
と捉えています。
「幸せポイント」を集めて集めて…
この活動こそが「生きる」ってことなのかなぁ
とも思っているくらいです。
この考え方の面白い点は
ポイントの稼ぎ方です。
皆さんには
・時間
・お金
・体
・知識
という資源があります。
これらの資源を循環させて、幸せポイントを稼ぐのです。
今回は、私が考える
「ポイントをためるように幸せになる方法」を
伝授いたします。
生き方が多様化してきた現代社会を
生き抜くアイデアとして
ご参考いただけますように。
【目次】
1.幸せは「ポイント」?
皆さまにお聞きします。
一番最近幸せを感じた出来事は、
いつの、どんな出来事でしたか?
…思い出せましたか?
次に、その出来事で得られた幸せは
10点満点中、何点のものでしたか?
点数の判断の基準は、
「自分がどう思うか」でOK です。
だって自分の人生ですから。
「財布の中の小銭が、一回の会計でピッタリ払いきれた」
という出来事に10点をつけてもいいですし、
逆に「宝くじで6億円当たった」に1点をつけてもいいです。
ここで出てきた数字を、
私の中では「幸せのポイント」と呼んでいます。
誰が決めたのでもない、
自分の尺度で決めた「幸せ」です。
これを積み重ねてポイントを高めていくことで
幸せになれない訳がないと思うのです。
日々このポイントを稼いでいく事を目指す。
これがこのアイデアの考え方です。
では、どうやってこのポイントを「稼ぐ」のでしょうか。
次項では、それを解説します。
2.ポイントを「稼ぐ」??
ポイントを稼ぐ方法は、簡単です。
「自分の持っている資源を活用する」
ということです。
「ん?どゆこと?」って思うかもしれませんが、
考え方はお金を稼ぐことと似ています。
例えば、「時給1000円のバイトで5時間働いて、5000円稼ぐ」
という例を考えてみましょう。
「5時間」働いたわけです。
「体を動かして」働いたかもしれませんし、
専門的なバイトであれば「知識」も使ったかもしれません。
それらを消費した対価として
5000円という「お金」を稼ぎました。
この例だけでも、「時間」、「体」、「知識」というあなたの資源を活用して「お金」を稼いでいるのです。
幸せポイントの稼ぎ方も、
この考え方と一緒です。
仕事と違うのは
稼いだ「お金」も資源になることです。
一つ例を挙げます。
「2時間の映画を、映画館に行って見に行った」としましょう。
ここであなたが払った対価は
・映画料金…「お金」
・映画の上映時間…「時間」
・映画館までの移動のための時間…「時間」
・映画館までの移動のための運動…「体」
映画が楽しくて「幸せだなぁ」と思ったら、
上の4つ、3種類の資源が
「幸せ」に変換された、つまりは資源を使って幸せを稼いだという事になります。
3.資源を変換していこう!
僕が考える資源は
「お金」、「時間」、「体」、「知識」なのですが、
この資源同士はそれぞれ別の資源に
「変換」することが出来ます。
考え方は発電の仕組みと一緒です。
火力発電であれば、
「火が燃えて、その蒸気がプロペラを回して、その動力が電気になる」
風力発電であれば、
「風が吹いてプロペラが回れば、その動力が電気になる」
このように、ある資源を別の資源に変換出来ちゃいます。
さっきの項で最初に例に挙げた、
「時給1000円のバイトで5時間働いて、5000円稼ぐ」も、
実は「体」、「時間」、「知識」という資源を「お金」という
資源に変換している例なのです。
「知識を得るために勉強する」のであれば、
「体」と「時間」と、あと教科書が必要であれば「お金」を
「知識」に変換しているのです。
こうして、自分が持っている資源を変換させると何がいいのか。
そのヒントは「効率」にあります。
4.「効率よく」幸せになる…?
せっかく幸せになるのであれば、「効率よく」
幸せを貯めていきたくありませんか?
こんな例えはどうでしょうか…。
例えば、あなたが無一文だったとして、
「今から出来るだけ早く韓国のソウル(東京から約1,000㎞先)まで行ってください」
と言われた場合、(どんな場合だよ笑)あなたはどうしますか?
選択肢としては、
・歩く+泳ぐ
・お金を稼いで電車と船で移動する
・お金を稼いで飛行機で移動する
ほんのちょっと考えただけですが、こんな選択肢があると思います。
ここで、「歩く+泳ぐ」を選択した場合
1000kmを歩く体力と膨大な時間がかかりますよね。
単純計算で1㎞15分だとして、15,000分=625日かかります。
途中で寝なきゃいけないですから、さらにかかります。
というか泳ぐ時点でもうほぼ無理です。
であれば、お金を稼いで飛行機に乗った方が早くないですか?
ここへの飛行機の運賃は片道15,000円しません。
時間も3時間弱くらいで到着してしまいます。
15,000円稼ぐのであれば、時給1,000円のバイトを15時間すればいいので、
どう見積もっても1か月以内にお金を貯めてソウルに着くことが出来ます。
上の例の場合、
歩く+泳ぐ…「体」、「時間」のみ。
お金を稼いで飛行機で行く…「体」、「時間」を「お金」に変換。+移動「時間」。
どちらも最初は「体」と「時間」だけですが、何に変換するかによって
結果が大きく変わってきます。
逆に、最寄りの駅に向かうときには
お金稼いでタクシーで行くよりも歩いちゃった方が早いですよね。
なのでこれはケースバイケースです。
こんな風に、目標を達成するためには資源を変換した方が
効率がいい場合が多くあるんです。
これと同様に、幸せのポイントを貯める上でも効率は存在します。
効率よくポイントを貯めるためには、どんな資源の形であるのがいいか、
考えてみてください。
5.まとめ
今回の内容のまとめです
・幸せは点数化してポイントとして考える
・ポイントは、自分の持っている資源を活用して稼ぐ
・資源同士は変換することは出来る
・自分が幸せになるにあたって、効率の良い資源の形がある
いかがでしたでしょうか?
ちょっとゲームっぽい考え方かなぁとも思います。
シンプルに言ってしまうと「今自分が何を持っていて、どうすれば幸せになれるのか」
これをシステマチックにするとこんな感じになります。
「まだまだこんなものも資源に出来るよ!!」
という方はそれも追加して考えてみてください。
あとは、日々の幸せポイントを毎日記録してみるのもいいと思います。
幸せって、あくまで感情なので
幸せを感じた体験を再度繰り返しても、同じような幸せを感じられなかったり
逆に「なんかいやだなぁ」と思っちゃうこともあると思います。
それはどうやっても仕方のないことです。
人間ですしね。
ただ、「自分らしく生きる」、「自分の幸せを追求する」
ここにフォーカスし続けるのってとても大切なことだと考えています。
今回はそのためのヒント、「幸せポイント」について書きました。
少しでも前を向いて生きるためのヒントになれば幸いです!!